まずは入室して度肝を抜かれるのが、この大階段です。
無数の彫刻で飾られた大階段は、数多くみましたが、ここの規模はすごい。写真ではなかなかお伝えすることはできませんが、天井までの高さはおそらく世界一の美術館ではないでしょうか。
ここがエカテリーナ女帝も使ったという謁見室。
謁見室というのは外国からの使者へ、権威を見せつけ、少しでも外交を有利に運ぶための部屋ですから、その凝らされた意匠も半端ではありません。
ベルサイユ宮殿のようなヨーロッパ風の部屋ですが、巨大なるロシアを統べる皇帝として、王座はアジア風の雰囲気がします。
ナポレオンが残していった銀を潰して作ったという戦利品の大シャンデリアなどなど。世界の富をあらん限りを集めたという感じです。
美術品の目玉はありすぎるほどあるのですが、なかでもダヴィンチの絵2枚「リッタの聖母」と「ベヌアの聖母」とミケランジェロの彫刻ひとつは、至宝のようで。
ものすごい人混み。 _| ̄|○
とにかく、一日、しかも3時間程度で、回れるのような内容ではないので、勢いガイドさんにただ連れられて、目玉となる美術品の説明を聞くというカタチになります。
もちろん、ルネサンスに限らず、ヨーロッパの名画もプーシキン美術館以上に持っています。
多分、思い通りに見るためには最低でも2日か3日は必要でしょう。とにかく巨大美術館回りに必要なのは「体力」です。
最後に…。
ピカソの絵の中に、たれぱんだを見つけました。似てるでしょ?(^-^
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