私の住んでいる場所「姪浜」という街は古い漁師街と、いきなりできた人工海浜とその側の新しいマンション群やニュータウンとがとなりあわせになったような面白い場所です。
で、特に古い漁師街には古い商店街があって、ちょっと珍しいお店があったりします。今日ご紹介するのはそのひとつ。
創業53年の削り節専門店、仲西商店です。なんでも、本来はプロ御用達とか。
お店にはなんの看板も出ていません。手書きで、かつお節一袋350円と出ているのみ。とりあえず売っているみたいだから、ということでお邪魔してみました。
*この記事は、アレカオの旧ブログに掲載したものを加筆し再掲載しています。
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昔ながらの、という言葉が相応しいレトロな削り機で丁度作業中でした。こういう機械大好きなんです。かつお節をわけていただいてから、思わず「写真、撮らせていただいてよろしいでしょうか?」などと。←もう、ブログのために恥というものを捨ててますね。でも、快く承諾を得ました。
この秤!うーん、懐かしいです。若い方など博物館でしか見たことがないかもしれません。
手前にあるのがかつお節、向こう側がさば節。「かつおのほうが色がきれいなんですよ。」とわざわざかつお節も撮影させていただきました。
さて自宅にもどり、このかつお節。ちょっとつまみ食いしてみました。スーパーで袋詰めにして売られているものに比較して、ものすごく味が濃いです。食べ応えがある、というか。魚を食べているという満足感が残ります。出汁にするのが勿体ないくらい。
ということで、せっかくだから、今日は焼き茄子!
毎度のことながらシンプルすぎて当たり前すぎですが、一応レシピも書いておきます。(^^;;;;
■材料
茄子 4本
しょうが 一かけ
削りかつお(花かつお)
醤油
■手順
1.いろいろな方法がありますが、らむだはガスレンジのグリルで茄子を焼きます。表10分、裏10分くらい。(うちのグリルは両面焼きじゃないのです。)茄子の形状や大きさで、焼く時間は変わります。よく焼いたほうが見た目は悪いけれど美味しいです。ただ黒こげの墨になっちゃったらアウトですから、気をつけましょう←何回かやったらしい。
オーブントースターでも焼けるそうだけど、やっぱり強いガス火で焼きたいところ。
2.氷水をつくり、焼けた茄子をさっとくぐらせます。(あくまで短時間で。水っぽくならないように。)
3.まだ熱いうちに皮を剥きます。火傷に気をつけてください。(長年の訓練の結果、私の手はかなりジョーブになっちゃいましたが(笑))手を冷たい水で冷やしながら剥くといいようです。
4.おろしたショウガを天盛りにして、醤油をかけていただきます。
焼き茄子はシンプルにいただくだけでなく、ギリシャ料理風にオリーブオイルで和えてサラダにしたりと、いろいろと応用が効きます。(でも、私はシンプルに醤油でいただくのが一番すきかな。)
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