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酒とバラの日々 福岡を中心とした食べ歩き情報と、ワインやおつまみのレシピブログです。 国内、海外の旅行記もやってます。 Twitter:http://twitter.com/ariahisaeda

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砂の王国 鳥取砂丘(鳥取)

さて、年は越しましたけど、書きかけの鳥取編の続きを。
(それにしても、今年は正月早々寒いですねえ。)

こぜにやに宿泊した翌日、鳥取砂丘へと向かいました。

鳥取砂丘

鳥取砂丘は、中国山地の花崗岩質の岩石が風化し、千代川によって日本海へ流されたあと、海岸に集まったもの、とのことです。
日本には珍しい砂丘。1度見てみたかったんだよねー。

拍手[2回]

砂の像

砂丘の砂で作った彫像を展示する「砂の美術館」があります。でも、残念ながら、現在休館中。その片鱗として、飾られているのがこの像。砂で出来たとは思えないほどに立派です。
夜にはライトアップしてのイベントがあるそうですが、今回は行く時間的な余裕がありません

砂丘の案内

砂丘全体図。といってもこれは本当の砂丘の一部。「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」対象地域にすぎません。もともと砂丘だった場所も農地や住宅地になったりしてきたようです。

砂地では、鳥取名産、らっきょうや山芋が育ちます。一面のらっきょうの花はとても見事だとの地元の方のお話。宿の方に携帯で撮った写真も見せていただきました。

砂丘入口から

さあ、砂丘を歩きましょう。普通の靴の人は長靴を借りることができます。私はブーツだったので問題なし。前日に降った雨のおかげで砂丘はいい感じに固まって、歩を進めるたびに、フカフカ。
といっても、進むうちにからんできて、だんだん足が重たくなっていきました。

馬の背

こちらが砂丘のクライマックス、馬の背。よーし、あそこまで登るぞー。って元気だったのですが。
だんだんしんどくなり、息がきれていきます。がんばれ>私。

どこまでも続く砂の風景はまるでデューン。砂虫のひとつもでてきそう。なんて古いSFファン的な感想。

くぼみ

横には面白い窪み。一体なぜ砂丘にこのような窪みができたのかは謎とのことでした。
雨でちょっとだけ水が溜まっています。

雪が多い鳥取は、砂丘も雪で覆われることがあるそう。その風景も見てみたかったなぁ。(でも、それでは普通のゲレンデとあまり変わらないって指摘されちゃった。)

荒れる海の風景

馬の背の最後の坂を、日頃の運動不足にたたられつつ必死に登りました。呼吸はぜーぜー。あー、しんどかった。でも、その甲斐があって、目の前に広がる雄大なる日本海。
打ち付ける波も激しい冬の海です。

いいなぁ。

荒れる海の風景2

砂の海の横を、日本海が拡がるという奇景。鳥取でしかなかなか見られない景色です。素晴らしい。
勿論晴れている時の青い海は格別だそうですが、灰色の海もまた日本海らしい風景。
鳥取の海は大きな工場がないので、とても澄んでいるのだそうです。

砂丘の馬

寒かったためか、鳥取名物の砂丘のらくだは見かけることができませんでしたが、馬車は動いていました。

砂丘センター

行きは馬の背の坂がきつかったのですが、帰りは今度は疲れがでて緩やかな坂も足が重くてこれまたしんどい。いやー、一時期よりも元気になっていて本当によかった。
天候のせいで風紋を見かけることができなかったのは残念ですが、風紋がでるような風の強い日は、吹き付ける砂に邪魔されて、歩くのも大変だそうです。

最後は砂を落として、砂丘センターで甘酒をいただいてほっと一息。砂丘の風で冷えた身体に、甘酒の暖かさがしみます。


鳥取県鳥取市


鳥取砂丘




鳥取砂丘






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