はせ川 (割烹・小料理 / 鳥取駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
こぜにやをはじめとして、もう食べ過ぎ状態になっていますが、せっかく一泊延泊したのですから、やはり美味しいものを食べに行きたいです。ネットを検索して、知る人ぞ知るといった鳥取の名店、「はせ川」に行きました。
ホテルから徒歩で5分くらい。人気店だけど小さなお店なので、あらかじめ電話で予約しました。
「旅行者なんですが、ひとりで入れますか?」と尋ねると「旅行社の人ですね?」と。うわ、言葉って難しいw。
それはともかく、ひとりでもOKだったので、すぐに出発。ビルの片隅。地図がなければ見落としてしまいそうなお店です。
[7回]
とりあえず辛口の地酒を。銘柄をお聞きしたはずなのですが、覚えてないやw。でもすっきりとした飲み口のいい日本酒でした。鳥取の地酒で辛口ならコレという有名なお酒のようでした。
カウンターで、お料理はおまかせのコースのみ。好き嫌いなど細かいお願いは聞いていただけるようです。
昨晩こぜにやに泊まり、カニ三昧であったので、今日は軽めのものをとお願いしました。
でてきた前菜がとても手が込んでいます。クワイの素揚げ、こごみ、鮹の柔らか煮、白和えなどなど。
で、どれも優しくて美味しい味。食べ過ぎで少々重い胃が、すっかりそんなことを忘れて目を覚ましてしまいました。
そしてお造り。とろけるようなまぐろ、甘い白イカ…。
旨いわー。新鮮だわー。
続いてでてきたのが、もさ海老の天ぷら。銀杏の素揚げや、たらの芽の天ぷらが添えられています。
先に帰ってしまった配偶者に心の中でごめんねをいいつつ(笑)堪能しました。
しゃきっと揚げられた甘い海老。生の海老も美味しいですが、天ぷらってさらにその旨味を凝縮しますよね。
こぜにやでいただいたのどくろがまた食べたい、と、遠慮なしに「のどぐろ」の塩焼きをお願いしました。高級魚だから、お値段はんぱないらしいのですが、足がでた分は鳥取観光協会に請求されるそうですw
脂の乗った塩焼きは焼きたてはさらに格別です。この味わいは他の魚では出せないなあ。
もう、これだけでも満足。
お次はカブと牛肉のクズ引き。上品な味わいでいいですねえ。カブの甘さが口のなかに拡がります。
白子の包み焼き。まったり白子がよい感じ。こちらもとても日本酒にあいます。うん、絶対地酒にして正解。
そしてメインは鳥取牛のステーキ。写真の撮り方が悪くて、ポテトサラダしか見えていませんがw。
この牛肉がまた柔らかくて、柔らかくて。
こうやって少しづつ出していただけるので、いろんな種類が食べられます。
旨いものの力って怖ろしいですね。食べ過ぎていたことなどすっかり忘れてしまってますね。
〆は稲庭うどん(もずく雑炊を選択することもできます。)さらっとした細めのうどんは、どんなにお腹いっぱいでも別腹ですねえ。←だから太るんだと思われ。
さすがに最後のデザートはパスしましたが、他は完食。ああ、美味しかった。
いいお店でした。
うーん、やっぱり冬の日本海側は美味しいものが沢山。厳しい寒さがものを美味しくするのでしょうか。
美食三昧でした。
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