バスで十分ほど、貴船のバス亭からさらにぶらぶらと緑の風情を楽しみながら参道を登っていくと、大きな朱い鳥居が見えてきます。
高龗神を祭神とする本宮です。 本殿・拝殿は2007年に改装されたばかりとか。改装しても風格を決して失なわぬ荘厳なお社です。
[3回]
新緑の瑞々しい緑と鳥居の朱のコントラストが素晴らしいです。
有名な灯籠の石段。一番絵になる場所なのですが、さすがに人が多くて。
石段を上がると神馬の像。貴船神社の神使は馬のようです。なんでも貴船神社は絵馬発祥の神社とか。
昔は馬そのものを献上したのかもしれませんね。
緑の中に白木のお社。落ち着いた雰囲気です。
貴船神社の伝統の水占おみくじ。一見真っ白に見える紙を境内の神泉に浮かべると吉凶がわかるという仕掛けです。
神泉は山の伏流水なのでしょう。上から一条の滝として落ちてきています。
神水という立て札があり5つの水の性質が書いてありました。
1.自ら活動して他を動かしむるは水なり
2,常に自ら進路を求めて止まざるは水なり
3,自ら清くして他の汚水を洗い清め清濁併せ容るもの量あるは水なり
4,障害に逢い激しくその勢力を百倍するは水なり
5,洋々として大洋を充たし発して蒸気となり雲となり雪と変じ、霰と化し凝っては玲瓏たる鏡となる而もその性を失わざるは水なり
「科学」の言葉に言い換えれば、水は比熱が大きく、優れた溶媒であり、人間の経験する気温の範囲内で三態となり、大地の浸食の源であり、ということです。
うむ、確かに水は偉大なり。地球の生命体でこの恩恵を受けざるものはありません。
その偉大なる水の神様を祀る本殿です。
畏まって二拝、二拍手、一拝
清い水で病が寛解しますように。
本殿から下を見た写真です。川を望む四阿がありますね。
えんむすび祈願の絵馬などが置いてあります。
四阿から見る緑に囲まれた川です。ああ、清々しい。空気が違います。
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