炭火割烹 蔓ききょう (割烹・小料理 / 唐橋前駅、石山寺駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
石山寺ライトアップを拝観した後は、隠れ家レストランでジビエと赤ワインを。
って、食べログで私がてきとーに検索したお店だったので、ちょっと心配だったのですが。
期待に違わずというか、期待以上に美味。炭火焼 蔓ききょうというお店です。
[4回]
赤ワインと近江野菜の盛り合わせです。珍しい味の濃いお野菜、抹茶塩やお味噌をつけていただきます。
ワインは、一応ハウスワインのデキャンタで。後から考えるとフルボトルを一本とったほうが安くついたのですが(^^;;;←デキャンタおかわりしちゃった。(;^^)
カリフラワー、茄子 かぼちゃ 赤カブなどなど。野菜の甘みと極わずかなえぐみのハーモニーが旨いっす。
お次は野菜の炭火焼き。これがまた一等美味しくて。思わずおかわりしたくなるほどでした。
特に旨いのが大根でした。炭火で焼くことによって、大根の甘みがぎゅっと凝縮される感じで。
ああ、ちっちゃいのが残念。
野菜を文字通り前菜にして。メインはやはりジビエ(野生動物のお肉)
まずは「うずら」です。
これがもう絶妙。引き締まったお肉は歯応えがあって、味が細やかで、旨味もたっぷりで。
赤ワインがすすむ。すすむ。
ちょっと中休みに生麩の焼いたのをわさびでいただきます。美味しいわー。生麩大好きです。
もひとつおつまみにラクレットです。いや、なにか別の名前だったような気がしますが。
とにかくチーズを溶かしもの。添えられたパンといっしょにいただきます。
パンの量が多くてなかなかお腹にずしっと。
銀杏。これがものすっごく大きくて。いやー、こんな立派な銀杏はじめて食べました。
炭火で煎られているのでホクホク。電子レンジでチンしたものとはひと味も二味も違います。(いや、比べるのも失礼か)
そして、もうひとつメインは鴨で。いやはや赤ワインには鴨ってのは聞いていましたが。確かに絶妙の組み合わせ。野性味をワインの渋みで包んで、
ワインというのが、狩猟文化のヨーロッパの産物ってのがよくわかります。ジビエ最高だ。
いやーすごい大満足でお店を後にしました。また行きたい。行きたい。
夜の瀬田の唐橋をいい気分で渡って、宿に戻りました。
瀬田の唐橋は近頃修復されてとても綺麗になっていました。しかし、欄干に昔ながらの擬宝珠をつけた優雅な姿をとどめてはいます。
景行天皇の時代に架けられたと伝わる
瀬田の唐橋は
壬申の乱での主戦場。また平安の世では
俵藤太のムカデ退治の伝説がある場所。
歴史と伝承に彩られたレイヤーを重ねて、酔いを覚ましながらの散歩はとても気持ちよかったです。旅の醍醐味というものです。
さて、2013年秋の関西編はこれにて終了です。
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