熊野古道への旅、旅行記を始めたいと思います。
熊野古道、紀伊半島は非常に大きい。じっくり時間をかけて巡ってきました。
まずは関西空港に飛び、そこから列車で田辺へ。
まあ田辺までだと、関空からなら1時間40分くらいなので楽勝です。しかし、この後、中辺路(なかへち)を通って新宮まで出るという行程なので、体力温存のために田辺に一泊することにしました。
[1回]
この地図は、和歌山県田辺市制作の紀州路田辺熊野古道めぐり地図帳からです。
福岡から関西空港まで飛び、特急くろしおで田辺田辺からバスで中辺路で一泊
さらにバスで新宮まで行き、戻りはJRで。白浜で一泊して、関西空港まで戻るという旅程です。
特急くろしおの写真。あんまりいいの撮れなかった。(´・ω・`)
山の中を通っていたとおもったら、いきなり目の前に海が開けました。
おお、太平洋だーって感じですね。
とにかく島というものがない。水平線がずーっと続いています。
普段見ている海が内海ばかりなので、インパクトがあります。
田辺といっても、実際に行くまで、恥ずかしながらあまり知識はなかったのですが、和歌山県の第二の都市で、南紀の中心都市とのこと。ネットであらかじめ調べていったところ南方熊楠がこの地の出身だそうです。
でも行ってみるともうお一方。武蔵坊弁慶もこの田辺が出身らしいのです。
なので、駅前には立派な弁慶像が。
まあ、フィクションでは有名な弁慶の生涯ですが、ほとんど謎に包まれています。
史書では「吾妻鏡」にその名が確認されるのみなので、弁慶の出身地はいろんな説があるようです。
田辺では江戸時代の百科事典である和漢三才図会の記述にならって、弁慶の生家がこの紀伊田辺であるとしているとのことです。
したがってゆるキャラも弁慶(^^。名前をたなべぇというそうです。街のいたるところにたなべぇが。
田辺で一泊したのは、こちらのアルティエ田辺。こじんまりとした使いやすいビジネスホテルでした。
カートを引き摺って行くにはちょっとだけ駅から遠かったかな。
ホテルの周りにも結構飲食店があるようで便利でしたが、その日はあいにくの荒天なので夜は適当に済ましました。残念。
ホテルの1階にはコーヒーサーバーがあって、いつでも飲めるのは有り難かったです。
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