普段なるべくローカルの鉄道やバスでの旅行が好きなのですが、モータリゼーションが進んだ巨大な北海道なので、車がないと困りそう。
そこで、今回は定期観光バスに乗ることにしました。ネットで調べると
釧路湿原とノロッコ号というトロッコ列車に乗れるコース、
摩周湖屈斜路湖阿寒湖を周るコースの両方があるようです。折角なら両方乗っちゃえ、とあらかじめ予約しておきました。
まずは初日、釧路湿原とノロッコ号乗車コースへGOです。
ワクワクがとまらなーい、という状態で寝たのですが、朝目が覚めると土砂降りでした(^^;;最悪(~_~;)
とはいえ、もう予約してあるし。
運の悪さを嘆きつつ、乗り場に。
[6回]
近ごろの定期観光バス、乗り心地いいです。なるほどこれは楽チン。
バスの椅子のカバーも丹頂鶴です。
さすがに夏休みのシーズンが終わった後の平日ですので、お客さん少なめでした。
土砂降りだった雨はだんだん小雨になって、空も明るくなってきました。
定期観光バスの最初の目的地は
釧路丹頂鶴自然公園。天然記念物丹頂鶴が10羽ほど飼育されている公園です。
丹頂鶴といえば、JALのマークや浮世絵くらい?現在は北海道にしか生育していないそう。
でも、江戸時代には本州へも渡っていたとか。
一時は絶滅に頻していた丹頂鶴ですが、釧路の人たちの給餌や繁殖の努力で命脈をつないでいます。
しかし同時に農作物の食害なども問題になっているようで、結構悩ましい。
公園内。さすがに敷地が広く広々としています。雨も止み、お日様さえ見られるようになりました。ラッキー!
丹頂鶴の保護のために、金網が貼られています。丹頂鶴を驚かさないために、見学者は静かに静かに。
写真は金網に開けられたのぞき窓から取ることができます。鶴の格好をした可愛い窓。
丹頂鶴、大きいです。こんなに大きい鳥とは想像していませんでした。
ただあんまり羽を広げてくれません。いつも体を曲げて毛づくろいをしています。
頭が赤いのはそこだけ羽毛がないからだそうです。鶏のトサカみたいなものですね。
結局いいシャッターチャンスを捉えたものはが全て金網越し(^^;;
わずかに羽を広げたのはこの1枚だけでした。
動物の写真は難しいです。
こちらはその丹頂鶴のオブジェ。
釧路の冬は厳しく、氷点下に下がることは珍しくありません。野生の丹頂たちはこのような川で寝るのだそうです。
水は氷点下に下がらないですから。
朝になって川の表面が凍って、動けなくなることがあるので一本足で寝るのだそう。なかなか賢いです丹頂鶴。
こちらの写真は次の日のコースで途中で見かけた野生の丹頂鶴です。餌やり場で見ることができました。
もっとも写真を撮るにはちょっと遠いですが。
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