阿寒湖に来たからには、やはり岸辺だけではなく湖そのものに出てみたい。遊覧船に乗りたい。
ということで、阿寒湖遊覧船に乗りました。
アイヌ調の模様が付いたかっこいい遊覧船です。
[8回]
桟橋は2つありますが、ホテルに至近の「幸運の森」桟橋から乗りました。
生憎天気はあまりよくありません。朝方雨が降っていて、その雨が止んでから乗りました。
でも、かなり暖かくて(いや暑いといったほうがいいか)遊覧船の風が気持ちいい。
遊覧船の中もアイヌ風。木彫りの像などが飾ってあります。なんとなくアメリカやカナダのネイティブたちの文化によく似ている。
実は景色のいい二階席に陣取っていたので、船内の写真は帰りに慌てて撮りました。
遊覧船に乗っているうちに、雲はきれていきました
阿寒湖にはたくさん中之島がありますが、これはそのうちのひとつ小島ち呼ばれているものです。
これは大島の近く。
阿寒湖の水が澄んでいるのがわかります。マリモが生息するくらいですから
マリモは一時期絶滅に瀕したそうで、地元の方の努力の結果でしょう。
阿寒湖で一番綺麗な場所と言われる滝口の付近です。いや、どこも綺麗なんですが。
空も晴れてきて、コンディション最高。
鏡のような湖面を遊覧船がつくる波が乱します。
湖面には空が映り込んでます。
ああ、写真を撮るのが本当に楽しい。
その次に船はチュウルイ島のまりも観察センターへ向かいました。
まりもの本当の生息地はこのチュウルイ島の背後にあるのですが、そこは保護のために立ち入り禁止。
観光客はこのチュウルイ島のまりも観察センターでまりもにご対面できます。
天然まりもです。観光用のおみやげに売っているのは人口品もしくは海外産だそうで、天然が見られるのはここだけ、とのこと。(まあ、見た目、その差は素人にはよくわかりませんが)
それにしても、確かに大きいです。
この天然まりもは冬になれば、もとの生息地に戻してやるのだそうです。デリケートな生き物なので細心の注意を払っているんですね。
サッカーボールよりもさらにでかい巨大まりも。
ちょっとびっくりするような大きさです。
大きさを表現するためにも、ちゅうたれといっしょに撮影したかったんだけど、団体で行っているだけに無理でした。
チュウルイ島から見る雄阿寒岳。
岸辺には葦がいっぱいで。やわらかな風が吹き抜けていきます。
このように阿寒湖遊覧船は岸辺からとはまた別の風景をいろいろと見られて、非常に興味深かったです。
これにて阿寒湖にはお別れ。ホテルの有料送迎バスにて札幌へと移動します。
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