先に桜のトンネルの石段を通って愛宕神社に詣でてから、「よひら」に。
残念ながら桜は三分咲き。
おまけに天気も曇りで、花の色も冴えません。
うーん。今年の桜って、葉が先にでていたりと、なんとなく不調のような。
愛宕神社からの道なりに、よひらの看板がでていて、目立つつくりになっています。
門のところもなかなか凝った感じ。
門をくぐるとすぐに池を配した内庭がひろがります。夕暮れにライトアップされて、なかなか落ち着いた雰囲気でした。
以前にランチには行きましたが夜に行くのははじめてです。
この入口にある照明といい、光を上手く使ってあります。
個室の席は掘りごたつ式。これは外国のお客様を案内するのには有り難いです。
季節柄床暖房まで入っていて、それは普通だったら有り難いのだけど、私たちは丁度愛宕山に登った我々は汗ばむほど。
仲居さんに冷房をいれてもらいました。(^^;;;
席にあらかじめ用意されていた箱の中には、先付けが入っていました。季節の八寸盛りとのことで、
生麩の田楽、筍、菜のおひたし、ゴマ豆腐などが、彩りも美しく盛られています。
次に、碗物は桜羽二重豆腐のすまし汁。ピンク色に染められた豆腐や桜の花や葉の塩漬けが入った汁物でした。
桜の季節に、見た目美しいですね。ただ桜の葉はちと食感が悪いので、碗に入れないほうがいいかもしれません。
碗の表面は、鳥獣戯画の絵になっていて、面白いです。
おつくりも面白いガラスの器に入ってきました。
内容は鯛にマグロ、かんぱちです。マグロの赤身は海苔で巻いてありちょっと創作料理風でした。
焼き物は、サーモンのアンチョビ焼き。アンチョビの入ったたれでも使っているのかな?あまりアンチョビらしさは感じませんでした。
煮物は筍饅頭。ショウガ餡のかかった筍と饅頭というよりもちもちとしたお餅が入っています。
揚げ物は白魚しんじょうの桜揚げです。これまた季節の白魚をつかったえびシンジョウと春野菜の天ぷらでした。
ここまででかなり満腹なのですが、これだけでは終わりません。
紙鍋を使った鍋物が出てきました。アルコールランプを使うのに、中に汁が入っているので紙は燃えません。紙鍋のおかげであくもとれるし。これまたけれん味たっぷりですね。
鍋の中味は華味鶏のハリハリ。鶏とゴボウとがはいった澄まし仕立てです。意外なことにニンニクも使ってあり、ちょっとこれだけ異彩を放つお味でした。
〆は筍ご飯でした。ちょっと筍が固かったかな。
ロビーには夜景の見える席があり、もっと少人数ならばこちらでも食事やお茶をいただける様子でした。
見事な桜の生け花もあって、花見の続きができました。(^^
よひら [ 和食 ] - Yahoo!グルメ
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