路地に赤文字の看板がなんとなく気になるのです。
店内はしっとりした感じの創作フレンチレストラン。春吉という場所柄、お酒も飲める感じかな。シェフおひとりでなにもかも賄っておられる様子です。
蝶々の地模様の黄色いテーブルクロスがなかなかお洒落ですね。普通のフレンチから少しずらした感じ。
まずは「とりあえず」というカテゴリーの中から、タコの柔らか煮ラタトィユ添えをいただきました。
柔らかく煮たタコと、あっさりと煮たラタトィユの取り合わせは、和風料理のようで新鮮。でも、ちゃんとワインにあいます。
特に、くわいをラタトィユに使っているのって珍しいですね。
そうなるとやっぱりワインのお供ということになります。グラスワインで赤を。で、夜セットという名前の定食をお願いしました。メイン二種類にパンなどがついているようです。
サラダも新鮮な野菜に、深みのあるドレッシング。手を抜いていない感じですね。
鱒のパイ包みとほほ肉にワイン煮込みに温野菜が添えられています。
お皿が大きいので少なく見えますが、十分な量。
この鱒のパイ包みが絶品。焼きたてのサクサクバイが魚の旨味をとじ込めています。
敷かれたアングレーズソースがまた円やか。美味し。
じっくりと煮込まれた牛肉のワイン煮も結構なお味。
コースでは重すぎる日にこういった感じで、フレンチが楽しめるのはいいですね。
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