さて、次の日もよいお天気で、暑さも変わらず。いやーなかなか歩くのもしんどいです。
本当ならば水前寺公園なんかに行くところですが、近場で。ってことで、熊本県立美術館に行ってみました。
午前中ですが、すでにコンクリートは灼けて、暑いです。熊本は盆地だから夏暑くて冬寒いとはよく聞きますが…。
体感しましたねえ。
[3回]
本当は「今西コレクション名品展」が見たかったんだけど、残念なことに始まっていません。
とりあえず開催中は「細川家の絵師たち」か…。
加藤清正が有名だけど、熊本を長く統治してきたのは、細川家だものね。南北朝時代からの由緒ある大大名。室町の世ならば、管領職。
メディチよろしく芸術分野への理解も深く、数々の絵師を庇護してきたようです。
県立美術館に至る道は大きな公園。野外コンサートなんかもできそうなくらい。
地方都市のこういった施設増えていますね。なかなか素敵だと思うんだけど、まあ、こんなに暑いとひとかげもまばら。
当たり前か。
美術館は煉瓦造りの素敵な建物です。ただ灼けた煉瓦はこれまた暑いの。
大きなガラス窓で庭が見えるカフェもゆっくりできそうでいい感じだったのですが、朝ご飯を食べてから間がなかったのでお茶はパス。
それでもしばし冷房で涼んで、汗をふきました。そんなに距離はないつもりだったけれど、やはり暑さでどろどろに。
企画展の「細川家の絵師たち」はこちらの
細川コレクション永青文庫展示室という別館で観ることができました。
落ち着いた雰囲気に、多数の日本画などの展示されています。細川の歴代当主たちは自分たちでも絵筆をとっているので、相当の目利きだったのでしょう。
もちろん作品の写真は不可。なので、休憩室みたいな場所から見える石庭を。
絵もよかったけれど、この休憩室で一休みできたのはよかったです。
さらに、この美術館の近くには旧細川刑部邸という武家屋敷があるのですが、あまりに暑いので今回はパス。
まあ、熊本またゆっくりくることもあるでしょう。高速バスで行っても結構近いや。
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