わさび田を中心に結構広い敷地内。いろいろと土産物の売店や、レストランなども充実している様子です。
では入場料はどこで払えばいいのかな?いくらなんだろう?と思いつつ入口を入りますが、どうも入場料は必要がないみたいです。なんか嬉しい。
館内は非常に整備さえているので、これで入場料を取ってないというのは、すごい。栽培するわさびのおかげなのかな?
敷地内にはきれいな川、万水川が流れています。雨続きだったので水流が増えて濁っているのが少々残念ですが…。普段は、美しく澄んだ川のようです。
この川はクリアボートで下ることができるますが、私が行った当時はお休み中。公式サイトによれば、現在は再開されているみたいです。これもちょっと残念だったなぁ。
川の途中のきれいな水車小屋は、黒澤明の映画「夢」でロケ地として使われたそうです。
ここにもおなじみの道祖神がありました。観光案内で道祖神マップなるものをもらったくらいですので、安曇野全体にあるんでしょうね。
川と水車とをバックに道祖神。一番絵になる風景かな。
さて、道なりに行くと、わさび田にでます。とにかく、広い。一面にわさび。一面に遮光のための黒い布に覆われたわさび田です。
なんだか圧倒される風景でした。
黒い布の下には緑鮮やかなわさびたち。これ以上もなく澄んだ日本アルプスの伏流水に守られて、緑の葉をのびやかに伸ばしています。これの地下茎が私たちが知る山葵(わさび)です。あ、チューブには入ってませんからね(笑)念のため。
わさびの栽培には、冷たくて澄んだ水が不可欠です。安曇野に豊富な水温は12℃に安定した地下水。これがわさび栽培に非常に適しているようです。
足湯というか、この場合足水か。どれくらい冷たい水かを試すために、足をつけてもいい場所がありました。足はちょっとためらわれたので、手ですくってみましたが、いやー、きーんと冷たい。この中で長時間作業をされる苦労は、大変なものです。
わさび田を中心として起伏に富んだ場所なので、団体さんなどにであったら、さっと上のほうに退去。意外とみんな丘の上にまでは登ってこないから。
こちらの道祖神はよくみる男女の神様が手をつないだものではなく、三面六臂の阿修羅像のようでした。
近年、国内からだけではなく中国からの団体さんも多いようです。
わさび田を横切る橋まであります。「幸せの架け橋」という名だそう。橋の上から見るわさび田もまた面白い。
本当によく整備されているなぁ。
わさび田のまわりは、けやきで囲まれてました。うーん、秋に来ればまた別の風情かもしれません。
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