子供の頃、家族旅行で全員が日光に行ったのに、ちょうど「はしか」にかかってしまい、祖母といっしょに置き去りにされました。それ以来、日光にはとんとご縁がありません。うーむ、いまだに執念深くおぼえてるぞ。
やっぱり日光に行かずして結構というな、ですよね。(関東在住の友人たちによれば、修学旅行で必ず行くポピュラーな場所とのことですが、私にとっちゃ長年のあこがれの地)
ネットで調べると浅草から東武鉄道でいけば意外と簡単そう。浅草から1時間半って書いてあるし、結構楽勝じゃん。
羽田についたのがお昼前。それから京急で浅草に行き、東武浅草まで徒歩。この行程が意外と時間がかかったので、鬼怒川行きの特急スペーシアきぬに乗車できたのは13:15でした。
この特急スペーシア、真ん中に食堂車や個室(コンパートメント)まである観光列車で、全席指定。なかなかきれいな車両で快適です。機会があればコンパートメントに乗りたいなぁ。私はコンパートメントという言葉に自動的に反応するんです。来年は友人たちを誘って行こうっと。
福岡のつもりで、11月なら紅葉のシーズンだろうと思ったら、日光は寒いので10月で終わりだそう。しかも折からの寒波で、福岡ですら初雪が降る始末。この旅行どうなるだろう?と心配していたら、ものすごい上天気に恵まれました。
車窓に秋の金色に染まった日をみつつ、ゆったりできて最高。
平日、シーズンオフということで、お客さんも少なく、行きも帰りも2人がけの席をひとりで独占。これが紅葉のシーズンだとこうはいかないでしょうね。
で、たどり着いたのがこの東武日光。(スペーシアは新今市までしか行かないので、そこから東武日光には連絡列車で行きます。目の前ですぐに接続なので、とても便利。)
でも、到着したらすっかり夕刻になっていました。ちょいと時間設定が甘かったようです。また、関東は福岡よりはるかに日が沈む時間が早いのです。
なお、写真は到着当日ではなく次の日の朝撮影したものです。
列車の旅の楽しみはやはり駅弁。せっかくの一時間半の旅なので、時間の節約も兼ねて食事は列車の中で。
これは帰りの列車の中で食べた、日光名物「ゆばむすび」です。ペットボトルに入ったそば茶といっしょにいただきました。お弁当屋さんではなく和菓子屋さんで売っていたものです。
味付けおこわのおにぎりを「日光ゆば」で巻いたものです。ちょっとみためはさえませんがなかなかのお味。「日光ゆば」は関西のゆばと比較するとかなり堅めで歯ごたえがあります。
味付けはかなり濃い関東風かな。いっしょに入れられていたたくわんが歯ごたえもぽりぽりで美味しかったです。
きれいな車窓をみつつ、おにぎり。(^^旅の醍醐味ですね。
PR