京都を散策し、適度な運動でお腹も空いた我々。さて突撃するは、美味しいもの〜。
ってことで、わたくしオススメの小料理屋さん、滞在しているホテルからも至近の「長利」へ行きました。
京都駅にほど近く、塩屋小路は新しく今風のお店が建ち並ぶ場所。
でも一軒だけ、昔ながらの雰囲気をたもったままのお店があります。
外観、店内はそれこそなんでもない一杯飲み屋なのですが、でも、その味の洗練は、さすが京都といった感じ。
ひとつひとつが丁寧なつくりで、おばんざいらしさに溢れています。
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京都は一大観光地なのでそれなりにどこでもお値段がはります。で、得てしてそのお値段にコストパフォーマンスがあってなかったり。
その中で、この「長利」のお料理は、洗練された京都らしさを保ちつつも、店構えそのままに庶民的な雰囲気のお店です。
まずは生ビールを頼み、つきだしをいただきます。
店内には、丁度野球の阪神戦のテレビ中継が流れていて、お店の人も地元のお客さんらしき人たちが応援してます。
夏の京都といえば、コレ。鱧です。生の鱧を骨切りして熱湯にさっとくぐらせて冷ましたもの
。これを梅肉の味噌で食べます。私の大好物。
あっさりとしていながら、結構濃厚なコクを感じさせる身に、サリサリとした骨の具合。
鱧は料理がとても難しい素材なので、骨きりの具合は板前さん次第。うーんさすが。
通常のお店だと、ほんの少ししか出てこないものですが「長利」ではたっぷり。三人前に丁度割り切れる数を用意してくださる気の遣いようも、嬉しいです。
おばんざいらしい卯の花もいただきました。自宅でつくるのと違って、たくさん野菜が入ってます。
私には少し味付けが濃かったかな。でもビールのあてにならちょうどいいかも。
いか焼きは、焼き加減が抜群。九条葱とショウガがたっぷりとかかっていて、いいおつまみです。
これも美味しいなぁ。
だし巻きをお願いしたところ、売り切れ。「かわりに鰻巻きはいかがですか?」と言われて、我々としては大喜び。
この鰻巻きがまた絶品。とろりと絡む鰻にふんわか玉子焼き。鰻が添え物でなくてどどんとおっきいんですよ。これまたかなりのボリュームがありました。
そして、メインともいうべき鱧の天ぷら。
淡泊な鱧が、天ぷらにすることでまた新しい味を感じさせて、添えられた野菜の天ぷらもすべて美味しかったです。
友人によれば大葉の天ぷらがサクサクとした衣で美味しかったとか。
こうやっていい加減食べたのですが、まだ続きます。
京都名物の鶏肉のすき焼きが食べてみたいと誰ともなしに言い出して、ついつい頼んでしまいました。
京都では牛肉ではなく地鶏ですき焼きをつくるのです。
甘辛く煮込んだ鶏肉のすき焼きは卵につけていただきます。葱に、糸コンニャクに、よ~く染みこんだ出汁がうまうま~。
結構濃いめに味がつけてあるのですが卵で食べることによって、丸みがでて。たまらないハーモニーです。
さあ、これで満足しただろうと思っていたら、今度はししゃもも。
私は真ん中に座っていたのですが、両側から美味しい美味しいの唱和にあおられて、いやーたべすぎました。
でもこのししゃも、偽物じゃないんですよ。これも焼き方がまた絶妙で。お腹一杯になっているにもかかわらず、食べちゃったんですね。
私はひとりでどこでも行くし、平気なんだけど。こうやって友人たちといっしょに食べて「旨い!」って言って貰えると、自分が美味しいよりもさらに嬉しいです。(^^
大満足。やはり、長利は美味しいです。
今回は夏場ということもあって湯豆腐や水炊きを食べることが出来なかったけど、次回こそまたいただきたいものです。
長利 [ その他 ] - Yahoo!グルメ
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