東京行ったり京都行ったりと慌ただしい日々を過ごしたためにまたブログが放置でした。
ようやく少し落ち着きを取り戻せそうなので、これからガンバリます。
ということでちょっと気が抜けてしまいましたが、
10月の中頃、九州国立博物館で公開中の「契丹展」に行ってきました。
久しぶりの太宰府。九博です。
実は契丹というと、遊牧民族国家程度の知識しかありませんでした。確か水滸伝で登場していたかな。結構怪しいな(笑)
中国史はついつい中華民族中心になるからにゃあ。
[3回]
それはともかく、久しぶりの太宰府。天満宮は平日というのに盛況です。アジアからの観光客が多いかな。
長いエレベーターと歩く歩道を越えて、九州国立博物館。
相変わらずの威容です。
午後過ぎの到着だったので、わりと空いています。これまでの経験上、ここの博物館は午後の入場が吉。修学旅行生にかち合う確率が減ります。
草原の王朝、契丹。美しき3人のプリンセス。
が、副題。いささか地味めの契丹という国なので、煽り入った副題です。
18歳にして早逝したプリンセス陳国公主の悲しくも豪華な副葬品の数々。
トルキ山古墳に葬られていた貴人。契丹国建国の祖、耶律阿保機(やりつあぼき)に縁ある人ということ。こちらも贅を尽くした唐風の副葬品が目をひきます。
でも、こっちはプリンセスなのかどうかわからないんじゃないかな?
そして、もうひとりフィーチャーされているのが、慶州釈迦仏舎利塔をたてたとされる章聖皇太后。それってエンプレスじゃないかなあ?
って、あんま固いコトいっちゃダメかしら。
てことで、これが慶州釈迦仏舎利塔。うむ、白く優雅な皇后様のお好みという感じの塔です。
まあ、これは写真のみの展示でした。展示の外にあった大きな写真。記念撮影用かな。大手を振って撮影できます。
こちらはポスターになってたトルキ山古墳から出土した彩色木棺です。
見事な細工のものです。これが一番美しい。
こちらも唐の影響が色濃く出た品のようです。
後は、騎馬民族らしく凝った馬具などがあって特徴的。
見知らぬ国契丹。唐とはまた違う魅力があって、華やかな唐文化と騎馬民族らしい荒々しさとを両方に持ち合わせているようでした。
博物館の入口にあった飾り山の題材は「元寇」
えーと、騎馬民族繋がりかな?
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