大門坂からさらに歩を進め、まずは那智の滝を目指します。
那智の滝は熊野那智大社の御神体ですが、飛瀧神社という摂社となっています。従って、入り口には石鳥居が荘重に。
[3回]
熊野にはいたるところにある世界遺産の石碑。熊野三山を含む熊野古道ネットワーそのものが世界遺産の対象なのです。
この「古道」が世界遺産という評価って、なかなかユニークかつ素晴らしいものだと思います。
まずはお線香ではなく小さな薪木をお焚き上げします。熊野は神仏習合ですから、こういった他にはない風習が残ったのかしら。
熊野の神様、はるばる九州からお会いしにきました。
滝の近くには鳥居と賽銭箱。みんな真剣に礼拝しています。
さてここまでは普通に無料ですが、もう少し御滝に近づくためには有料の遙拝殿に入る必要があります。まあ、ここまで来たんで、拝みに参りましょう。
入ったらすぐに不老長寿の泉。神杯を購入して飲む必要があります。
さすが観光地ね。
こちらが遙拝殿。ご覧のとおり誰もいません。静かに滝が見られるならば、これはありがたい。
残念ながら滝の水量はそれほど多くありませんでしたが、さすがに見事な女神様の滝であります。そう細長く竜のよう。
山の神は怖ろしい女神。水神で竜。この美しい滝が崇拝されたことの理由がわかります。
滝の飛沫を浴び、深呼吸。
石がごろごろとした中を水が流れていきます。
本当はもっと深山に入って二の滝、三の滝を拝みたいところですが、まあ、ひとりなので無理はできません。
誰もいないので心置きなくたれぱんだ写真も撮影可能でした。
那智の滝とおおたれさんのツーショットです。
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