熊野三宮を巡るならば、やはり熊野御幸の真似をしてほんの一部だけでも熊野古道を歩きたい。そこで古道の中でも最短のイージーモード、大門坂を歩いて那智大社へと行くことにしました。
本当は那智大社の側までバスで行けますが途中の大門坂駐車場で降りて、坂に向かいます。
バス亭から3分くらいで、大門坂のでっかい看板が。とにかく道しるべがいたるところにあるので、私のような方向音痴でも安全。
[3回]
桜と鳥居が入口のようです。
団体用?の写真スペースでおおたれさんの写真を。
大門坂踏破でし!という感じ。歩いてないけどな。
さらに歩をすすめると、夫婦杉が門のように立っていて、坂を囲む森が始まります
入口から少しのところで、多富気王子跡があります。その昔は、熊野那智大社の摂社として社があったようですが今は大きな石碑が残るばかり。これも明治期の合祀のせいなのかな。
深い杉の森です。曇っているせいもあるけど、しっとりと湿っていて、閑かです。
なんというかポスターなんかにあるThe 熊野古道という石畳の道。
これが、見た目より大変。駐車場で借りた竹の杖を頼りに歩いていますが、
石の大きさが不規則で、しかも石と石の境目が深い。足を取られ歩きにくい。
坂はだんだんきつくなって息があがってきます。熊野古道イージストモードのハズなんだけどなあ。
他のところはもっともっときついってことでしょか。
まだまだ坂は続きます。
いやー、もう杖がありがたいって初めて思いました。
結構暖かい日だったので、すでに汗まみれ。蒸しているせいもあるかも。
途中には唐斗石。大きな磐座の上に石を置いて願をかけるんだそうです
後ろを振り返りつつ撮影。
やっとの思いで、坂の終わり。桜が登坂の疲れを癒してくれます。
はい。日頃の運動不足ですw
で、あんまり暑かったから、ついついお土産物屋さんのソフトクリームの誘惑に負けちゃいました。
那智の黒飴ソフトです。
いやー、格別です。旨かった。
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