ケーブルカーで市街にでて、配偶者はクレウトラーさんと仕事のお話。そして私はリタさんと買い物に、という運び。
…生憎の雨のために、ほとんど市街での写真は撮れませんでした。 _| ̄|○
ちなみに、雨の中を颯爽とリタさんに折り畳み傘を開いてさしかけたら、骨が折れてました。すっごい恥ずかしかったです。確認してから持っていこうよ。>自分
ヨーロッパの人はかなりの土砂降りでも傘をさしません。いっしょに濡れていたほうがよかった気がします。
ということで、似たような場所に行ったので旧市街の話しは翌日に譲ります。
この日の夕食はクレウトラー夫妻と私たち、そして配偶者の同僚の方との5人でレストランに行きました。シティホールの頂上にあります。
写真の写りがあまりよくありませんが、ガラスと金属を多用した今風の建築。すごくモダンでカッコイイレストランです。ちょっと緊張しちゃいました。
Lichtblickという店名は、街の灯り(Locht)の景色(Blick)という意味だそうですが、同時に、再会の望みという言葉の比喩でもあるようです。素敵な店名です。
[4回]
店内は暗めの照明。すごく大人っぽい感じのお店でした。
ただ、照明が暗いので、中の画像はとりにくいです。てゆーか、今日は日本人だけではないので、さらに写真撮りにくいです。(^^
まずはビールで乾杯。その後、普段はあまり飲めないような高級ワインがでてきました。
なんでも、クレウトラー夫妻はルイ・ラトゥールのオーナーとはお知り合いだとか。すらっと、オソロシイことを言っちゃってくれます。それでワインはルイ・ラトゥールに。残念ながらワインのラベルまでは撮影できませんでしたが。
おまけに大きなガラスのデキャンタで持ってきてくれるので、十分に開いていて飲み頃になってます。さすがにワインの扱いは凝ってますね。
とーにかくワインも含めて酒類があまり好きではない配偶者の同僚の人が、「これは美味しい、このワインなら飲めます。」などと言っていたくらい飲みやすいワインでした。でも、果実実とコクはたっぷり。いいワインとはこういうものですね。
Zum Wohl (ドイツ語で乾杯の意)
さて、お料理は前菜、メイン、そしてデザートのコース(ドイツ語圏だとMenuといいます。)
メインを食べた後に、とてもデザートははいりそうにないので、それはパスしたいと申し出て、シーフード系にコースにしました。
イカのトマト味ソース。ハーブの使い方がとても上手です。
こちらは配偶者が食べていた前菜。(さすがに他の人の皿までは、写真が撮れませんでした。
肉団子という感じ。どちらも、前菜としてはボリュームがありますが、まあ、ワインをいただきながらなので、美味しくいただけます。
メインは帆立と海老のソテー。
もちろん、海老はプリプリとしていて、帆立も新鮮、お味はかなり上等なのですが、赤ワインだったので、メインはお肉料理にすべきでした。ちょっと後悔。
残念ながらエスニック風の味付けが少々甘めでワインに合いにくい。セレクションミス。
配偶者のほうはマスかなにかのソテーですね。
こちらはあっさりとしていて、彼は随分気に入っていました。付け合わせのズッキーニが美味しそう。
デザートは断ったけれど、なんかそうもいかないみたいで、最後に全体に一皿だけ出てきました。ラズベリーとコーヒーのムースのよう。
(本当はここのレストランのウリって、豪華なデザートみたいでした。)
味見程度にちょっとだけいただきましたが、確かに濃厚でしっとりした風味で美味しいです。
オマケに口直しとばかりにチョコレートがでてきました。オーストリアはやっぱりチョコレートの国です。
イチゴにチョコをコーティングしたものは、思わず縁日?などと思ってしまいましたが。
とにかく素晴らしいワインに彩られた晩餐でした。私たちだけでは、とてもこういったお店は行けないね。うん。
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