ウィーン旧市街の王宮です。ハプスブルグの威光を現在に残し、コテコテです。
日の没すことなき帝国の中心なのだから。
皇妃エリザベートを記念したシシィ美術館なんかもあります。
時間の都合で中には入りませんでした。人も多かったし。
王宮の門の横の噴水の大理石像。うーん、モリモリに肉感的筋肉的。ちょいとあられもない。
ってことで、たれ写真を撮りました。この対比がたまりませんね。
さすがに、午後10時を過ぎると観光客も増えてきました。
さて、これがスペイン乗馬学校のエキシビジョン会場です。
優雅で、格調高い。
まるで、宮殿のボールルームですね。ワルツの演舞があってもおかしくはない。
それもそのはず、スペインからウィーンにやってきたマクシミリアン二世によって創設され、マリア・テレジアの強い保護も受け軍事教練に使用されたという、由緒ある学校。ハプスブルグ家と強い繋がりがあるのです。
しかも馬のサーカスをするには結構狭い。それだけ、馬も騎馬する人も技術が高いということです。
多分、マクシミリアン二世の肖像画ですね。当時スペインはハプスブルグ帝国の一部だったので、スペイン王家出身の皇帝もいたわけです。
馬の演技の障害になるからという理由で撮影不可。なので、パンフレットの表紙をスキャンしました。
乗馬というものに詳しくない私でも、この狭いところで優雅に舞う馬たちの演技の素晴らしさはよくわかります。
音楽はウィーンらしくシュトラウスのワルツだったりで。エレガントさには惚れ惚れ。全部が白馬というのも美しいです。
特にひとり誰よりもピンと背筋が伸びたかっこいい騎手がいました。挙措動作が誰よりも優雅で美しい。
動画サイトに、乗馬学校の模様が上がっていたので、リンクはっておきます。
【ニコニコ動画】スペイン乗馬学校面白かったけど、2時間以上の立ち見は辛かった。…そういうのに慣れてないから。
次からは少々高くても、椅子席にしようと思いました。
ショップには、お馬さん関連のフィギュアが一杯。馬、馬、馬、って感じ。
エキシビジョンが終わった後に、歩いていると、厩舎がそばにありました。人が群がって写真撮ってました。
こういった競技やエキシビジョンを引退した馬は、観光用の馬車用の馬になるという噂も。
そういや、ウィーンの旧市街を闊歩している馬車は白い馬が多いなぁ。確かに。
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