大抵のヨーロッパの都市の同様にウィーンも教会が中心となっています。その中心となる教会がこのシュテファン寺院。
尖塔が天を突く典型的なゴシック建築ですが、屋根のところのモザイク模様が特徴的。なんとなくチロルの雰囲気があるような気がします。
大聖堂は残念ながら、改修中。
ウィーンの街の建物はずーっっっっっと改修しています。
朝が早いので、一番の観光地なのに人があまりいません。ゴシックな雰囲気がいいです。
一角にあるキリスト像はとても情けなさそうな顔をしているので、歯痛のキリストと呼ばれているそうです。酷いなあ。
衆生のあまりの罪深さ、救われなさに、救世主は痛みに耐えているのでしょう。いや、まあ、歯医者には早めにいったほうがいいとは思いますが。
あまりに巨大すぎて全体図が掴めないので、模型を見て把握したほうがいいかもしれません。
内部は美しいステンドグラスが彩っています。
天井はひたすら高く、数限りない彫像が飾られて…。
地上に天国を具現する綺羅綺羅しいカソリック教会。
少し待っていると、日曜の朝のミサが始まりました。ジャマをしないように遠くから見守りました。説教はドイツ語なので内容はわかんないんですけどね。
キリスト教徒ではないけれど、このミサの雰囲気自体は嫌いではありません。不敬にならぬよう、遠くのほうからそっと一枚だけ写真を撮りました。
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