その晩も例によってパブ飯。地元在住の日本人の方に素敵なパブに案内していただきました。
The Union Roomsというクラシックで重厚な建物のパブ。名前が表す通り、もとはニューカッスルの商業組合が会合に使っていた場所なのだそうです。
[5回]
夜の遅いイギリスですから、入店した時にはまだ明るい時間。しかし、イギリスのパブは8時くらいから食事を頼むことができなくなる場所も少なくないとのこと。
イギリス人のように、ただただ飲むだけならいいですが、やはりパブ飯に使うとなると、早めにいったにこしたことはないようです。
店内にはタイン川にかかる橋の絵が飾ってあって、ニューカッスルらしさを演出しています。
生ビールは6種類。多くのパブがこの布陣です。ここのパブのビールのつぎ方はとても上手で、この後もいろんなパブに行きましたが、ビールに関してはここが一番美味しかったと思います。
あと、ブラウンエールが飲みたいとリクエストすると、この瓶ビールがでてきました。ニューカッスルの名物ビールらしくて、これもなかなか。コクがあるのにすっきりしていて美味しかったです。
この日、配偶者はチキンウィングを。これはかなりスパイシーです。後で口の中が火事になるほどに。
そのためビールがすすむすすむ。困ったものよね。
ポテトの付け合わせは、まあ定番ということで。(でも、健康のためにはフレンチフライとビールの組み合わせはあまりよろしくないのよ。すっごく美味しいけど。)
ま、美味しいものは、当然健康には悪い。
イギリスを列車で行くと、とにかく羊がのんびりと草を食んでいる光景にいきあいます。
ということは美味しいラム肉があるってことだよね。
オックスフォードに行った時は、肉類はすべてパサパサして美味しくなかったので、警戒していたのですが、在住の方に訊くと、ニューカッスルではラムは上質とのこと。
ってことで、私はラムステーキをいただきました。なんの臭みもなく柔らかなお肉は絶品でした。
まあ、イギリスゆうても広うござんす、ってことでしょね。
PR