天野屋 (甘味処 / 御茶ノ水駅、末広町駅、新御茶ノ水駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
東京、お茶の水にもどってきて、一服。
足は痛みますが、それでも、転んでもただでは起きないのが私。トレティオお茶の水は、すぐ側が神田明神ですので、足をひきずってでもお参りを。←根性だなぁ。
明神様の戻り道、参道といっても2件ほどお店が並んでいるだけですが、その中の茶屋に入ってみました。江戸を感じさせるたたずまいに、東京ってホントに変わらないところは変わらないなぁ、みたいな気分になりました。
[1回]
時代物などでお馴染みの神田明神。銭形平次でおなじみ?
もともと神田明神は将門を祀る一種の御霊神社のようです。しかし、明治の世に、一度ははずされたりと、昭和にもどされたりと、いろいろと経緯があったりして…
きれいに塗り直されて、近代的になった神田明神となりましたが、相変わらず将門様のご威光は変わらず。
神輿を飾ったみやげもの屋さん天屋さんも江戸の情緒と、そして昭和の風情を残しています。
そして、お隣に、あまざけの看板。明神の茶屋と名付けられた天野屋さんの茶屋部門。
こちらもおなじく古き良き時代の面影を残しています。こんなお店が東京の街中にすらっとあるところが、神田とかお茶の水の面白いところ。
ここらへんはわずかに戦災を免れた家が残っているそうです。
店内も所狭しとアンティークがおかれていて昭和な雰囲気。「茶屋」という言葉がぴったりです。
特に、壁にかけられた古時計、そしてランプのような照明の傘が、とても素敵。
お店で使用する伊万里などのカップのコレクションも飾ってあります。
窓からは坪庭が見えて、ここが現代のメガロポリス東京のど真ん中であることを忘れさせてくれます。
友人は、お店のウリである「甘酒」を。なんでも自家製の甘酒だそう。いっしょにここのお店の名物の麹味噌がついてきます。
少しだけ味見をさせてもらいましたが、嫌みのないほんのりとした甘さ。これはよいですね。
なんでも夏場にはこの甘酒を使った氷甘酒があるそうで。是非、食べてみたいです。
私はホットコーヒーで。素敵な古伊万里のカップででてきました。うーん洒落てるなぁ。
コーヒーも、一杯点ての薫り高いもの。珈琲と記述するほうが似合ってますね。
さて、本当に長々とおつきあいいただきました長野・東京旅行記ですが、これを持ちまして終わりたいと思います。
一週間になる長い旅行でしたので、本当に長い旅行記になってしまいました。それでも長野の魅力の一端にしか触れられていません。是非ふたたび訪れたいと思います。
で、次は門司港・太宰府編、アルバカーキ編と、順々に書いていきたいと思います。
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