ここで、ちゃんとJRで豊科まで行けばよかったんですが、よせばいいのに、徒歩で行くことにしちゃったんですね。
距離的には徒歩で30分くらいと、それほど遠くはないのですが、今度の道は、ひたすら単調。ただただ田んぼが続く中をまっすぐに道路が延びています。安曇野の農地は、ホント大きいです。福岡と規模が違う。
で、遮るモノのない土地を、暑い風が通りぬけて。風にさらされながら歩くというのは、かなり体力を消耗してしまうものだと実感しました。その熱風の中で農作業されている方々の苦労は、並ではありませんね。
とはいえ、引き返すわけにもいかず、タクシーなんぞが通っているはずもない。ただひたすら歩き続けて、豊科近代美術館にたどりついた時には、ちょっと美術品をゆっくり見るには体力の消耗しすぎ、などというていたらく。
まあ、その日は、朝から大王わさび農園まで往復し園内も何周も回ってるわけで。そろそろ体力的な限界(笑)
とはいえ、がんばって歩いてきたんだから、近代美術館には入らねば。
ロマネスク様式の修道院のような赤い屋根の西洋建築。ううむ、ちょっと浮いているかも。
高田博厚の彫刻作品と、宮芳平の絵画作品が中心のコレクションです。
宮芳平という新潟出身の洋画家ははじめて知りました。洋画はあまり好みではなかったけれど、このポスターにあった木の絵が一番印象が深かったです。
美術館には付属のバラ園があります。これがかなり素敵。
入口を飾るつるバラ。
見事に手入れのされたバラ園です。イギリスなどでよくローズガーデンは見ますが、さすが日本人の手によるものは、造園と手入れが丁寧。
いろんな種類のバラが植えられているようですから、どの季節も楽しめるのでしょう。バラはそういう意味でとても便利な花です。
帰りはさすがに疲れ切って、JRで戻りました。といっても、宿まで、栢矢町の駅からまた20分歩きでしたが。
で、本来ならここで、夕食の話しでも書くところですが、いいお店を見つける体力が残っているわけもなく。目についたモスバーガーでディナー(?)という旅先としてはかなり寂しい内容になりました。まあ、モスのバーガー美味しいですけどね(^^;;;
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