帝劇の横の出光のオフィス。美術館へは専用エレベーターで行きます。こんな都心にあるのが不思議なくらいの瀟洒な素敵な美術館です。
出光美術館では、「ユートピア—描かれし夢と楽園—」展があってました。
桜と紅葉と両方みたい〜というワガママそのままを描いた「吉野龍田図屏風」をはじめとする、日本画による「楽園」いや、「桃源郷」の数々。きれいなモン全部入りというどこか呑気で、豪奢な世界は、キリスト強敵な天上世界の厳しさとは無縁で。単純にその美しさを愛でればよい屏風絵などなど
そういった豪奢な絵ばかりではなく、水墨画による仙人たちの図など、ユーモアを湛えた図もたくさん。こちらは、なんとなく漫画の源流を思わせます。
こちらの美術館は残念ながらカフェがないのですが、その代わりに、無料のお茶が飲めるコーナーがあります。
向かいに茶室、目の前の大きなガラス越しに皇居を拝見できるという、なかなかの雰囲気の中、居心地のよい椅子が並んでいて、図録などを見つつゆっくりすることができます。
こちらが無料のティーサーバー。紙コップではありますが、煎茶、ほうじ茶、ウーロン茶と三種類も。暖かいのも冷たいのもいただけるという贅沢さ。ありがたくいただきました。
大きな窓からは、紅葉に染まる皇居が見えます。丁度、天皇陛下即位20周年の記念イベントがあっている様子でした。
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