この日、岡山は本当に残暑が厳しかった。林原美術館までいってきただけで疲れ果て、メインとも言える後楽園には夕方日差しが柔らかくなってからにしました。写真を撮るには明るい時がいいんだけどねー。
日本三大名園のひとつ。岡山藩二代藩主池田綱政によってつくられた庭園です。中途、水害や戦災に遭ったりしたおうですが、江戸時代の絵図などに基づいて復旧がはかられて、江戸時代の姿のままに現代に受け継がれているとのことです。
ってことで夕景の岡山後楽園です。月見橋を渡って入ったので、裏門から入りました。
[4回]
大きな池を配して非常に大きな美しい庭です。夕方というのに空が青い。さすが晴れの国、岡山。
真ん中の築山から全体を見回すことができます。
茶畑や稲穂の実る水田や蓮の池があったりというのが特徴的。
街中にのどかな農村を再構築しています。
普通、借景は自然の景観や山ですが、後楽園の特徴は、庭の中から見える天守閣。
平城の天守閣が権威の象徴。
平和な時代の武家らしい発想です。
庭の木々に見え隠れする天守閣。
ぐるりと一周した後、裏門は閉まっているので、正門までもどって退園しました。
もうちょっと後だと月見をかねて夜のライトアップがあったんだけど。残念だなぁ。
日も傾いて、日差しもやわらかになってきました。緑豊かなお堀のたもとは散歩にいい感じ。
お堀にかかったその名も雅な月見橋。人が結構いてみんな写真を撮っています。
ここから天守閣が仰ぎ見られるので、写真のポイントなんですね。
でもせっかくここまできたから岡山城にもっと近づいて、天守閣だけ写真に撮ってきました。
黒漆塗の下見板で引き締まった「烏城(うじょう)」とも呼ばれるかっこいいお城です。
きらきらと光る金属製のしゃちほこがアクセント
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