まあ、ね。名前がちょっとコワイ感じ(^^;;女人禁制だったらどうしましょ。でも、ネットでかなりの絶賛を受けているお店なので大丈夫でしょう。
一人でおずおずと、入ってみました。
明るくて溌剌とした大将と、優しい女将さんが出迎えてくれました。
まずは、なにはともあれ地酒を。辛口のものをと言うと、昨晩と同じく野武士をすすめられました。
この晩はとにかく気合い入ってるので、まずはお造りから。寿司屋でコレをやるときは、覚悟がいります。お財布的に。
でも、この旅の目的のひとつだから。今日は思いっきり羽根を伸ばすことにしました。
ねかせカンパチと、玉子焼きです。
ねかせかんぱちは取り立てのものではなく少し時間を置いて、味をなじませたものとのこと。歯応えはばっちりなのに、どこか甘みと旨味が濃くて。うーん、これは、酒好きにはたまらない味。
玉子焼きは、このお店の名物。たっぷりと海老のすりみが入ったものを一時間以上かけて蒸し焼きしたものとか。これが柔らかくて甘くて、まるでお菓子みたいなのです。
でもその甘みにくどさがないから、日本酒のアテでもまったく問題なし。
お造りもいいですが、やはり寿司です。これだけのネタのいいお寿司屋さん、期待はいやまします。
「ねかせ」が美味しいということで、ねかせシマアジを握ってもらいました。
こちらは塩と醤油とで、2種類の食べ方を。味わいの違いを楽しめて、心憎い演出というか。
お魚の磯っぽい感じを楽しめるのは塩。食べ慣れた味なのは醤油。いや、どちらも甲乙付けがたい美味しさなんですけど。
もちろんシャリも一級品。
旨味たっぷりのお魚を頂いたので、次は少しあっさりと。かいわれのにぎりをお願いしました。かいわれは昆布〆にしてあります。
これも旨い!しゃきしゃきだけど、昆布の旨味がしみこんでいて。
そして、ウニ!こちらはウニを軍艦巻きではなくにぎりとして出してくれます。ウニに海苔は邪魔、ってことみたい。
もう、これが絶品中の絶品。ウニの甘みと、ほろっとくずれるシャリ。このほろっと崩れる食感をだすために、わざわざ柔らかめに握ってあるとか。
もう一度いいます。宇和島のウはウニのウ〜
そうそう宇和島には来ることができないので、このウニのにぎり二回食べちゃいました。
子持ち昆布のにぎり。ぷちぷちした食感が美味しいです。
貝類が大好物の私は赤貝も。
この他にもいろいろといただいたような気がするんですが、あんまり美味しかったためか、食べる方に専念しちゃって。残ってる写真がこれだけしかないんですよ。ええ。
博多という鮨のレベルが高いところに住んでますから、鮨に関しては評価基準が高いほうだとは思うんですけど…。ここの鮨は評判通り、素晴らしかったです。ああ、またウニ食べにいきたい。
正直ここに食べに行くだけのために宇和島にいくのもアリだと思います。
関連ランキング:寿司 | 宇和島駅
PR