古拙な感じのこの像はキリスト教の聖人なのかな。敬虔なカソリックの国らしい。
真っ白なテーブルクロスの上に、コスモスの花。テーブルセッティングされています。
我々が席についてほどなく、料理が運ばれてきました。
山盛りのシンケン!しかもいろんな種類があります。薄くスライスされていて、どれも美味しそう。シンケンは時々ちょっと塩辛いこともあるんですが、ここのは薄味で豚肉の旨味がしっかりと味わえます。
特に中に詰め物をしてある美しいシンケンがめっちゃ美味しいです。
それからチーズの盛り合わせ。定番ながらヨーロッパではどこでもチーズが美味しいですね。
そしてオーストリアの一番基本のパン、ゼンメル。
なんと初日にはこれが焼きたてでした。歯列矯正中の私でも、食べることができるくらい柔らかい!んまい。
ヨーグルトはどうする?と言われて、ミューズリーにお願いしました。朝から食べ過ぎだとは思うけれど。まあ、こういうリッチな朝食は楽しまなくちゃ。
ヨーグルトは酸味少なめでまろやかなコクのあるもの。ドライフルーツの入ったシリアルととてもよくあっています。
そしてお代わりし放題のリッチなコーヒー!
濃いめでコクがあるコーヒーのお味もさりながら、ミルクがリッチなのです。
ついつい飲み過ぎてしまうほどに美味しいです。
さらにさらに玉子料理はひとりひとり好みを聞いてもらえます。私は卵1つ、目玉焼き、サニーサイドアップで。
黄身の色が美しいですね。
うーん、お腹いっぱい。満足した〜と思っていたら、
最後にデザートとしてホームメイドのケーキがきました。なんでもご主人自らケーキを焼いてらっしゃるとか。
甘さ抑えめ、フルーツの自然な甘みが生きた、タルトでした。
ホテルのビュッフェ形式ももちろんよいけれど、こうやってひとつひとつアットホームな雰囲気でサーブしてもらえる朝食は、豊かな気分になれますね。とても素敵な時間でした。
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