GW三連休の二日目、私のリクエストで
伊都歴史博物館に行くことにしました。
この博物館のアクセスはあまりよくないので、車で連れていってもらえる時がチャンス。
古代史において重要な拠点であった「伊都国」。なにしろ魏志倭人伝にもその名が刻まれているくらいですから。
その伊都国と比定されている糸島の歴史博物館です。
いやー、ものすごく立派な建物でびっくりしました。
[4回]
たいへんにのどかな田舎です。この建物群以外は田や畑がつづき、なだらなか山に守られています。
こっから先は撮影禁止。ちょっと残念。
公式のサイトにも残念ながらいい写真がないので、いただいたパンフレットをスキャンしました。
見所はなんといっても巨大な内行花文鏡(国宝)。糸島の平原王墓から出土した40面もの銅鏡のひとつです。
とにかく大きい。直径で46.5㎝もあります。
また
怡土城(いとじょう)に関する展示も目をひきました。怡土城とは糸島市と福岡市の境にある高祖山のふもとにあったとされる古代山城です。
「続日本紀」によれば最初の築城の担当者はかの有名な吉備真備だったとか。
残念ながらその全貌は明らかになっていないそうですが、とにもかくにも当時この伊都が大陸との関係性も強い前線基地であったことは確かなようです。
すみません。こんなすごいものが福岡県にあるなんてまったく知りませんでした。
歴史博物館のとなりはファームパーク伊都国です。周辺の農家からの産直などが置いてありますが、ちょっと寂しいかな。ゴールデンウィークというのに人影もまばらです。
博物館とファームパークの間には川が流れています。
なんだ、みんなこの川縁でのんびりとしていたんだ。
陽気がいいので子どもなんて川の中で遊んでますね。
川の上にはとても大きな鯉のぼりが。ああ、端午の節句ですものね。
風に吹かれて本当に泳いでいるようで、とても見事です。
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