御祈祷を見学したり、五百羅漢に驚嘆したりの千如寺。でもまだまだ一部分。
山中にあるため敷地が本当に広いのです。
本堂横には天然記念物の楓が。紅葉すると見事な朱に染まるらしいのですが残念ながら全部散っていました。ま、来年に楽しみをおいておこう。
[5回]
境内の庭園にでてみました。なんでも室町時代に作庭という由緒あるものだとか。
中心に「心」という字をかたどったことから心字池と名付けられた池があり、山中の野趣を採り入れた素敵なお庭です。
落陽が道に絨毯のように敷き詰められていて趣があります。盛りを過ぎた紅葉もまたいいものですね。
園内には福岡県の天然記念物に指定されているビャクシンをはじめとして、よく手入れされた庭木ばかり。風格があるなあ。
こちらが本堂の正面。ここからは残念ながらご本尊は見えません。
聖天堂から観音堂に向かっては、石の参道があります。小さな滝なんかもあっていい感じ。
(肝腎の聖天堂の写真を撮ってません。ここでお賽銭あげたんだけどなあ。)
参道の横には石灯籠とともに夥しい数の石の仏たち。本当にたくさん。
もしかしたら、廃仏毀釈で潰されたお寺から移されたのでしょうか
石の不動さんもありました。ひとけがなかったので、たれたちも撮影(^^
石の仏様をみながら進むと、雷山の風穴の看板。
伝説にれば、清賀上人が風の神を封じた跡と、面白げなことが書いてあるんですが、近くになにもない。
うーん…。
で、それらしきものは…。ありました。この藁の塊の下に風穴があるらしいのです。
ううむ。なんとなく謎な。それにしても看板からちょっと距離があるなw
興福寺の儚げな阿修羅像もいいですが、憤怒の阿修羅像もいいですね。
精悍ないいお顔をなさっています。
名残ですが、まだまだ赤く色づいた木もあります。
こちらは大銀杏を見上げて。
境内を流れる小さな小川も黄金の銀杏の葉できれいに飾られていました。
シーズンこそ外しましたが、晩秋のさらにその名残を楽しめた一日でした。
来年は、楓が赤いうちに尋ねたいと思います。
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