寒い日が続きます。今年の冬の寒さはなんかこたえる寒さだなぁ。
ちょっと寒さの中を歩くと咳がでるのでひきこもりがちな生活ですが、お天気が良いときくらいは、ちゃんと外を歩かないとね。
先日、ちょっとだけ暖かな穏やかな日に楽しみにしていた「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」を観に福岡市美術館に行ってきました。
大きな展覧会が珍しく福岡にもやってくるというので、かなり前から期待しておりました。
[5回]
地下鉄で福岡市美術館至近の大濠公園駅で降りると、このミロが飾ってありました。
パリのルーブル駅も、ウィーンのミュージアムクォーター駅もこういういかにもアートに飾ってあって、うん、美術館に行って絵を見るゾーって気分を高めてくれたものですが、このミロもいい感じ
この絵は福岡市美術館が実際に収蔵しているものです。常設展で展示してありました。
わりといいものもってるじゃん、とびっくりしたり。←失礼
さて、その「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」ですが…。
結論から言っちゃうと、ダ・ヴィンチ自身の作品は、5㎝角の素描のみ。
あとは弟子たちとの合作、もしくは弟子たちの作品ばかり。
そしてわたしの見たかった「ほつれ毛の女」は東京展だけの展示でした。
まあ、展覧会なんて一枚心惹かれる作品があればそれで満足なだけど、残念ながらこちらの琴線にふれる作品はなし。かなりがっかりして帰りました。「巌窟の聖母」は…私はルーブル版が好きだなぁ。ロンドンのナショナルギャラリー版ですら、ダ・ヴィンチらしさがないような気がするし。
ポスターが、
「ほつれ毛の女」でないところで、気付くべきでした。
ま、こういうこともあるさ。でもこういう時やっぱり地方なのを思い知らされます。
ただその後常設展に足を伸ばして、前述のミロをはじめ、結構いい絵に出会うことができました。とくにコレクションミックスの吉田博展の木版画群は素晴らしかった。
福岡市美術館の常設展をずっと見落としていたのは惜しかったかもしれません。これからは企画展に行った時は必ず見なくちゃ。
お天気がよかったのでちょっとだけ大濠公園を散歩しました。公園内にスターバックスが出来ていたのでちょっと一休み。
ロケーションもいいし、なかなか素敵なカフェに仕上がっています。大濠というと「花の木」なんだけど、あそこは普通の時に使えるような場所じゃないしね。スターバックスだと気軽。
スターバックスはお店によるコーヒーの味の差が激しいような気がします。時刻にもよるのかな。
今回はなかなか美味しいカフェラテで当たりでした。ホットケーキも軽めでおやつにはなかなかよいです。
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